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フォーラム

フォーラムは、独創的な研究開発、技術開発で実績を挙げている専門家、ベンチャー起業家、 ユニークな経営者による講演と参加者全員による討論で構成されています。

2017年8月5日「未来社会の共創に挑戦しよう オープンフォーラム in 京都」

「150年企業の元CTOが語る『技術を活かして未来をつくる』 企業経営から見た研究開発マネジメント」
津田 雅也氏 元 大日本スクリーン製造(株)取締役副社長
   最高技術責任者(CTO)(現 (株)SCREENホールディングス)
                              
・開催報告
 第一部は、津田 雅也氏をお招きして100ページ超の資料で約2時間ノンストップのご講演の後、約30分の質疑応答を行いました。その後、参加者が8グループに分かれて講演の内容を踏まえたグループ討議&発表を行い、講師のからコメントを拝聴しました。

技術を活かして未来をつくる

 第二部は、テクノ未来塾の活動(プロジェクト、サークル)紹介のポスターセッションおよび名刺交換会を行い、参加者同士の交流を深めました。フォーラム後は有志で懇親会を行い、さらに交流を深めました。

技術を活かして未来をつくる

・参加者の感想
ご講演の話題が非常に多岐に亘りましたので、幾つかの感想を抜粋してご紹介します。
(1)
印象に残った言葉は、「自分の目と足で動く」です。また、京都の企業は100年以上長く続いている会社が多いですが、そのノウハウを、閉塞感が漂う日本の大企業は、学ぶべきと思いました。
(2)
とにかく役に立つお話でした。未来を目指して、新しい事業を興していくためのいくつかの方法や気を付けるところを丁寧に説明してくださいました。
・技術者がマーケットを見る
・技術の動き+世の中の動きをみる
・自分の目と足で動く
これらは、当たり前なのですが、大切なことだと思います。
(3)
人材育成、場の共有では「修羅場」という言葉が心に刺さりました。
ただし「修羅場」の創出と、選出された人材がそれに対応できるのか。
いろいろと難しいと思います。
(4)
ディスカッションは予定より短い30分間でしたが、活発な意見交換になったと思います。
発表から印象に残った言葉を抜き出してみます。
 ・失敗したときの、復活システム
 ・三方よし
 ・テクノ未来塾は異文化共有の場
 ・京都の企業の特徴は、したたか、しなやか。
 ・とんがった人をどう活かすか。
 ・修羅場をどう作るか。
最後に津田先生からは「偏差値」ではなく、「変差値」の高い人(とがった人)を「どのように活かすか」という、講義に無かったメッセージを頂きました。
                    

2017年7月8日(土)第166回「フォーラム」(東京)

「“G-SHOCK開発ストーリー” その後 “学んだこと”」
伊部 菊雄氏  カシオ計算機株式会社 時計事業部 モジュール開発部 主幹
・開催報告
高校入学祝いにもらった時計を会社で落として壊してしまったという経験から、「落としても壊れない丈夫な時計」というたった一行の提案書を書き、G-SHOCKの開発はスタートしました。時代が薄型時計に移行する中で、時代と逆行する頑丈な時計の開発は困難を極めましたが、苦心の末に製品化に成功し、その後ヒット商品となりました。
この開発プロジェクトの経験をから学んだ「新たなコンセプトの出し方」、「プロジェクトリーダーの役割」について、具体的な事例を交えながら紹介して頂きました。
・参加者の感想
G-SHOCKの開発ストーリーはまさに「Never Give Up」。
開発者の強い思いと共感を得られるコンセプトがあればこそ、できあがった製品だと思いました。伊部さんの本当に凄いところは、ある意味、失敗の連続であった開発経験を通じて学んだことをきちんと後輩に伝え、メタル素材の「MR-G」を、若手を集めた自主プロジェクトで開発していったところだと思います。
本気で取り組める自主プロジェクトは10年に1回、それくらい疲れるし大変と言っておられたのが印象的でした。チャレンジすること、実践が大事ということを、身をもって示されている姿勢に感銘を受けました。
                    

2017年5月20-21日「2017合宿ゼミ in 熱海」

自由テーマで全員プレゼン・質疑応答
・開催報告
恒例の合宿ゼミを昨年に引き続き熱海で開催しました。
1日目「脳みそに汗をかきながら非日常を考える場」
参加者全員が今、最も関心を持っていることを自由テーマでプレゼンし、質疑応答を行いました。プレゼンの内容は多岐に渡り、いずれも興味深いものばかりで、議論が絶えませんでした。16名のプレゼンと質疑応答に4時間以上を費やし、全員がたっぷりと脳みそに汗をかきました。夕食後は会議室の照明を消してランタンで非日常の雰囲気を出し、お酒を飲みながらの楽しい議論は深夜まで続きました。
2日目「未来塾の活動をより良くする為に参加者全員で考え、実践する場」
8月に開催予定の「オープンフォーラム in 京都」の内容と、未来塾の活性化について、全員で議論を行いました。
・参加者の感想
「非日常空間」で語り合う面白さは格別なものがあります。様々な視点から繰り出される5分間プレゼンは脳に刺激を与えてくれます。個人的に関心の持てたところは自分で調べるという後味が楽しめます。参加者の皆様全ての熱意によって実現できました、ありがとうございます。
                    

2016年12月23日(土)「寺子屋フォーラム」(東京)

「社会とテクノ未来塾の未来」を考える
  ・個人としての将来像と叶えたい未来 ・組織としての未来像とアクションプラン
・開催概要
 2016年の寺子屋フォーラムは参加者全員で「社会とテクノ未来塾の未来を考える」アイデア出しとアクションプランについて、ワールド
カフェ形式で議論する場となりました。AIやIoTの導入が進む社会の未来は?幸福な社会には物質的な豊かさと精神的な豊かさのどちらが必要?などを考えながら、テクノ未来塾の未来について議論しました。
 議論の中で「世代の受け渡しの場」を作っていくというアイデアが出ましたが、複数の未来のシナリオを描き提言していくだけではなく、
自ら実践する事により次の世代にエンジニアとしての考え方や行動を受け継いでいく、そんな場を作っていけたらという夢が膨らみました。
 若い人達を集めるためのテーマ選定、仮説とマーケティングによる実証、サークルを増やす、塾生のデータベース共有など、色々なアイデアとプランが出てきましたので、2017年の動きが楽しみです。
・参加者の感想
 今回は「社会とテクノ未来塾の未来」をワールドカフェ形式で議論し考えるという事で、「叶えたい未来」と「アクション」がキーだったと思います。今回は「社会とテクノ未来塾の未来」をワールドカフェ形式で議論し考えるという事で、「叶えたい未来」と「アクション」がキーだったと思います。
 ところで、今回もそうですが、過去のフォーラムや合宿ゼミなどでも感じているのは、我々はすでに相当の知識をこれまでのフォーラムなども通して、あるいは個人的に勉強して持っていて、そこから想定される叶えたい未来を実現するためにアクションする時期に来ているということです。
 また、自分たちよりも若い世代に伝えていくべきことも沢山あって、それもやっていく必要があると思います。彼ら若い世代はすでに自分たちで実行している人も沢山いますが、そうでない人もいるので、そういった人を巻き込んで考えていくことで、どういう未来を志向すべきなのか、叶えるべきなのかに関してより良い議論とアクションができると思います。
 とすると、やはり新たな人を入れて活動をさらに進めていくべきということになると思います。今回の議論でも同様の意見が結構出ていたと思います。
 未来塾は「勉強の場である」と同時に「叶えたい未来に向けて実践する場」であるということになるのかなと思います。
                      

2016年12月3日(土)第164回「フォーラム」(京都)

「豊かで明るい“ものづくりの未来”を考えよう
  ~自ら明るい未来を構想できなければ明るい未来はやってこない。夢はみるものではなく叶えるもの~」
阿部 惇氏  立命館大学総合研究機構 上席研究員/ニチコン株式会社 取締役
・開催概要
 基調講演では、「ものづくり」の概念を、「ビジネスモデルまでを含めた広義のものづくり」の概念、換言すれば、「エコシステムとしての事業づくり・産業づくり」という概念を様々な事例を用いてわかりやすく解説して頂きました。
 講演後は、参加者全員で「豊かで明るい未来社会を目指して、人のため社会のために貢献する新たな価値創造を行うには」、というテーマでグループ討議を行いました。
・参加者の感想
(1)
 阿部先生の講演は技術者が、「明るい未来を創造して具現化するためにはどうしたらいいのか?、どういうことを考えるべきか?」ということが非常に丁寧にわかりやすく示されていました。
  特に、「予測ではなく、予見・洞察が重要である」。そして、技術者に期待する資質として「豊かな夢を持ち、夢を希望にまで高め、希望をさらに目標とし、その実現に向かって全力をつくす」という二つのメッセージは大切にしたいと思います。
  考え方一つで未来は明るくも暗くもなります。我々は「明るい未来」を指向し、責任を持って、どう具現化するかがポイントになると思います。未来を議論することはやはり大切で、「未来は創ることが出来る」ということを実感しました。

(2)
  阿部先生の講演は何度聞いても、もっと聞きたい気持ちになります。私が特に意識していきたいと感じたことは、「正解のない世界で、自分の頭で考え、自分の意思を持つこと」です。多くの情報が氾濫する中、何を信じたらよいのかと思う事がありますが、自分の頭で考えることが大事だと感じました。
 考える際に考慮しておきたいことは、以下の3点です。
  1.VUCA(volatility, Uncertainty, Complexity, Ambiguity)の世界で勝ち抜くために、現状に懐疑的であり続けること、
   未来、将来像を描くこと、そして技術改革のインパクトを徹底的に考え抜くこと。
  2.顧客に何を提供できるかという視点は、顧客にどんな体験(コト)を与えているかに置き換える。
  3.なぜ行うのか、課題は何か、誰にどのような価値を提供するのかというストーリを考える。
 そして、「実行とはリーダーの最大の仕事」というお話はズシンと心に響きました。
                    

2016年7月2日(土)第163回「フォーラム」(東京)

「豊かで明るい“ものづくりの未来”を考えよう
  ~自ら明るい未来を構想できなければ明るい未来はやってこない。夢はみるものではなく叶えるもの~」
阿部 惇氏  立命館大学総合研究機構 上席研究員/ニチコン株式会社 取締役
「水中探査機『江戸っ子1号』から『葛飾っ子1号』へ、水深1000mへの挑戦とロマン」
杉野 行雄氏  株式会社杉野ゴム化学工業所 代表取締役社長                                 
・開催概要
 講演Ⅰでは、ビジネスモデルまでを含めた広義のものづくりの概念、エコシステムとしての事業づくり・産業づくりという概念の解説をとおし、「豊かで明るい未来社会を目指して、人のため社会のために貢献する新たな価値創造を行うには」という問題提起と考えるヒントを提供していただきました。問題意識を持つほど響くものがある、読み返すたびに理解の深まる資料です。
 講演Ⅱは、人と人、技術と技術をつなぎ、ものづくり・物語りづくりを実践してこられた杉野社長の「物語りづくり」のお話しでした。2013年に日本海溝の水深7800m地点の撮影に成功した深海無人探査機「江戸っ子1号」の開発ストーリーを中心に技術者魂のお話しが満載。江戸っ子1号のガラス球と葛飾っ子1号の実物も持参してくださり、様々な質問が飛び交う会となりました。
・参加者の感想
 阿部理事長の講演では、「成功の復讐」という言葉が心に残りました。成功を続けている間は(企業は)他のことに目が行きにくくなることがあるので、常に新しいことの創出にチャレンジしていくことが大事であると感じました。
 杉野社長の講演では、圧倒的なエネルギーというか情熱を感じました。決してあきらめない強い想いと、思い込みの強い技術者が現実的な解決策を探していく実体験の物語りが印象的でした。限られた予算内で機能を切り詰めて行く中で最後までこだわった深海の3D撮影に男のロマンを感じるとともに、だからこそ様々な協力が得られたのだと思いました。
                    

2016年5月21-22日「未来について考える自主ゼミ in 熱海」

                              
・開催報告
 「豊かな未来社会」とは?我々は「どのような社会を目指しているのか?」をテーマに、テクノ未来塾の理事・塾生20名が熱海で合宿形式の自主ゼミを開催しました。参加者は課題図書『成長の限界』、『世界はシステムで動く』を事前に読み、合宿に臨みました。
 1日目は各自が思い描く「未来」・「未来社会」について全員が2分プレゼンを行うと共に、核融合から食料・人口問題、欧州の半導体技術開発まで幅広い話題が参加者から提供され、ワールドカフェにより「未来」についての議論を深めました。
 2日目はプロジェクト・サームルの活動報告があり、今後の進め方について活発な質疑応答がありました。

未来について考える自主ゼミ in 熱海

・参加者の感想
「時間」「社会」「地理」などの様々な視点から未来に対する考え方を聞くことができ、知的好奇心が刺激されました。難しいテーマでの議論でしたが、「相互作用」で多くの新たな視点が得られたと思います。
 また、「システム思考」・「ロードマップ」・「シナリオプランニング」というベースの考え方を理解することが出来、新たな気づきが得られました。

2016年4月2日(土)第162回「フォーラム」(京都)

「『京』の開発秘話と今後の展望」

井上 愛一郎氏  理化学研究所 計算科学研究機構 統括役                                 

・開催概要
科学的成果を出すことのできるスーパーコンピューター「京」のはじまりから完成までの長くて険しい道のりと、「京」が実現したシミュレーションの一つである心臓シミュレータなどの事例を用いて「京」の持つ真の価値と今後の可能性について解説頂きました。
・参加者の感想
・様々な失敗や試練を乗り越えて「京」を開発された話は、業務を完遂するために必要なことを教えられただけでなく、エンジニアとしてのPassionを強く感じました。
・井上先生が「コンピューターの可能性を信じ、未来を仮定し実現する」という思いを持ち続けて進まれたことが、結果的に成功に結び付いたのだと思いました。「思いこそすべての始まり」を実感したフォーラムでした。

2015年12月26日(土)「寺子屋フォーラム」(第161)(東京)

 ~今年の出来事を技術視線で振り返って、未来について語ってみよう~
 理事6名によるリレープレゼン:
 「テクノロジーロードマップの舞台裏」「過去から見た現在」「自動運転を考える」「ムーアの法則は終わるのか?」                     
 「木造建築の今昔、これから」「未来予測とそれに基づく技術開発」
 
・開催報告
「今年の出来事を技術視線で振返り、未来について語ってみよう」という趣旨で、「技術と未来」に関する6名の理事からのプレゼンと、それに続くワールドカフェ形式の討議を行いました。6つの発表・話題提供はお互いに緩く関連しながらそれぞれの視点で技術と未来、さらに過去も見えて大変興味深いものでした。ワールドカフェでの議論は、「技術と未来」は人の幸福を実現させるために役立てるものという共通認識が土台になっていましたが、幸福という数字化の難しい曖昧なものを改めて考え直す良い機会となりました。
・参加者の感想
とても知的好奇心を刺激され、新たな視点、気付き、方向性を見いだせたフォーラムでした。「時間軸」「グローバル」「豊かさ」「目的」「信念」「倫理観」・・・などを切り口に大変有意義な討議だったと思います。未来はわからないからこそ、自分の思いを入れてつくることが大切。分かりにくい時代だからこそ、自分がどうしたいかが重要だと感じました。

                               
                    

2015年11月21日(土)第160回「フォーラム」(京都)

「データ偽装の本質と信頼性確保について考える」

進藤 順紀氏  医薬基盤・健康・栄養研究所 プログラムオフィサー

・開催報告
「不正はなぜ発生するのか?」自らが開発していたり事業化していたりすると不正なんて起こさないと考えているのかもしれません。でも実際には社会を賑わしてしまうような問題がたびたび発生しています。今回のフォーラムでは「何故、不正が発生するのか」ということを端的に示してもらいました。
 講演と参加者それぞれの立場も踏まえての討論を通して、「コストと信頼性」の兼ね合いという難しい課題に対してある一定の理解が出来たと思います。
・参加者の感想
最近は杭打ちや自動車の排ガスのデータ偽装が話題となっており、非常にタイムリーな話題で興味深く、理解しやすい内容でした。
建設業界(杭打ち)と製薬業界を対比させて、データ偽装の本質を議論でき、大変役に立ち、かつ考えさせられました。杭打ちの件では、コストと納期の制約が重要な要因になっており、安全安心のコストを販売価格に上乗せできないという考え方に疑問を持ちました。

不正の発生する構造は殆どの業界で共通だと思いますが、防ぐための仕組みづくりを各業界でどう落とし込んでいくのかが、ポイントであり、難しいところだと思いました。
 ディスカッションでは具体的な議論ができ、業界や分野によって、考えの異なる点や共通点が明確になりました。結論はでなくても思索・議論・体験談を交流できる場と時間にこそ価値があると改めて感じました。

                    

2015年7月11日(土)第159回「フォーラム」(東京)

「人間の価値そのものが問われる時代―AIは人間を超えるか」

小林 雅一氏  KDDI総研 リサーチフェロー

・開催報告
AIの現状と展望、ロボット産業の現状と全体像、製品化が前倒しされる自動運転車、グーグルのロボット事業参入、日本企業はどうすべきか?という広範な内容の講演に加え、その後の質疑応答も講師の引き出しの多さから1時間以上に及ぶ贅沢なフォーラムでした。
これからAIとどう付き合っていけばいいのか?いろいろと考えさせられる内容でした。
・参加者の感想
AIといえば映画にあるような人型ロボットとTVで目にするアシモ、ペッパーを重ね合わせてしまうのですぐにも実現しそうなイメージを持ってしまいます。
現実には災害対策ロボットのように非常に動きが遅いのでそのギャップがあまりにも大きいことに驚いてしまいました。ここからが科学・技術の発展ですね。どうやら10年後ぐらいには日常生活が大きく変わっているかも、という印象を受けました。

第159回「フォーラム」(東京)

2015年7月4日(土)第158回「フォーラム」(名古屋)

「ロードマップの基本・応用と活用の要諦」

阿部 惇氏 立命館大学総合研究機構 上席研究員 ニチコン(株) 取締役

・開催報告
MOTの第一人者である阿部先生が、所属していた会社における経験をバックボーンに、「ロードマップの種類、事例、重要性、効果、そして限界と弊害」と、「ロードマップとシナリオプランニングの関係性」など多岐にわたる、示唆に富んだ内容の講義でした。
・参加者の感想
久々に圧倒される講義を聴きました。講義資料は100ページを超えており、阿部先生がどれだけの準備をされたのかを考えると、本当にありがたいことです。
資料の最後にある「夢は描いて絵にすると必ず実現する。描いたもの勝ちである。そのためには、遠くを見てすぐにはじめよう」というコメントはロードマップの極意ではないかと思いました。

仕事に追われていると、時折、ロードマップを描くこと、そのものが目的になってしまうことがあります。
ロードマップを「絵に描いた餅にしない」ためには、プロジェクトに携わるメンバー一人一人がビジョンを実現する為に行動することが重要である。
阿部先生の講義を伺って、そのことを再認識することができました。

2015年4月25日(土)第157回「フォーラム」(京都)

「環境・センサと向き合って30年―コア技術と価値づくりの共創へ―」

小野内 徹氏 オノウチ・コンサルオフィス 代表

・開催報告
小野内さんご自身が技術者として開発に携わったC02センサの技術開発からコア技術、MOTまで、上手く繋げた講演でした。
特に、CO2センサについては、半導体材料ガスの検知器として馴染みのあるものなのでその開発話についてはワクワクしながら聞きました。
さらに、第4の産業革命と言われるIoT(Internet of Things)が製造業に与えるインパクトなどを「これからどう考えていくのか?」について提案があり、非常に興味深い内容でした。
・参加者の感想
お客様が欲しいと思うものを「いい塩梅で技術を組み立てる」ことは、事業開発における大切なポイントではないかと思います。
ものづくり重視から価値づくりへのシフトは当たり前のように語られているかもしれませんが、それを「本当に実践できるかどうか?」ということを我々に問われているのではないかと思います。

グループ討議は、多様な業種・職種の塾生から様々な意見や考えを聴くことによって新たな知見や気づきが得られる貴重な機会です。
今回は、「いつ衰退しはじめたのに気付く?」、「コア技術とは」、「IoT」をテーマとして各グループで議論を行いました。テーマをきっかけに話題はマーケット、セールスの話、他社事例や特許などまで広がり、非常に楽しい、頭を刺激される議論ができたと思います。

第157回「フォーラム」(京都)

2014年12月6日(土)第156回「中鉢特別ゼミ2014」(東京)

「胆力を鍛える!」

中鉢 良治氏 (独)産業技術総合研究所 理事長、元ソニー社長
                                          

・課題図書
『それから』『イノベーション・オブ・ライフ』『経済学は人びとを幸福にできるか』
・開催報告
中鉢先生は、ご自身の体験談、課題図書、そして参加者への様々な問いかけを組み合わせながら、参加者一人ひとりに対して「自分とは何か」を問い続けられました。そして、最後に先生が仰った”経験で何一つ無駄なことはなかった。必ずその経験は活きる!”という言葉は、多くの参加者の心に響くものとなりました。
・参加者の感想
「自分は何を持って自分であるのか?」という問いは、自分の生きる意味や仕事をする理由を問われているようで、いつも以上に考える事が多いフォーラムでした。先生が仰った言葉や議論から、自分が歩いてきた「道」でしかそれを悟ることが出来ないこと、そして、「決断」とは、自分の中で「断つ」事を「決める」ことであって、それに対する「覚悟」が未来への指標になりうると考えました。

中鉢特別ゼミ2014(課題図書)

2014年10月25日(土)第155回「フォーラム」(東京)

「超電導の研究と鉄道、超電導『き電ケーブル』実用化へ」

富田 優氏 (公財)鉄道総合技術研究所 超電導応用研究室長

・開催報告
超電導は直流システムの鉄道と相性が良く、冷却にエネルギーを要するものの、ブレーキのエネルギー回生効率の向上まで視野に入れると電力面でもメリットのあるシステムが組めるとのこと。驚いたのが、鉄道総研の敷地内に既に300mの試験線が敷設され実証試験がスタートしており、5年後の実用化を目指されているというスピード感でした。山手線になるのか、地下鉄なのか、2020年の東京五輪の頃には、もしかすると超電導で動く電車が走っているかもしれないと考えると、期待も高まります。
・参加者の感想
超電導体を使って送電するなど実用化は、まだまだ先の話だと思っていましたが、実現性を帯びたところまで進んでいるということに驚きました。高温超電導のバルクを実現するための発想法には感銘を受けたといっても過言ではありません。人と違った切り口で物事を捉え、基礎研究だけでなく実用化まで考えるということが重要であると気付かされ、非常に良い刺激を受けました。

2014年6月14日(土)第154回「フォーラム」(京都)

「我々はなぜ生まれたのか? 我々はどこに行くのか?―最新太陽・恒星研究が明らかにした驚くべき仮説―」

柴田 一成氏 京都大学理学研究科 附属天文台 教授、台長

・開催報告
最新の太陽研究の話はサイエンスとして非常に面白い内容でした。
我々の生存には不可欠の太陽ですが、もしスーパーフレアが起これば地球上の生態系にまで影響が及びます。
研究の結果、スーパーフレア発生の可能性だけでなくその兆候がわかるようになったことは大きな成果です。
サイエンスを実際の役に立つものに変えていくことが大事だということに気付かされました。
・参加者の感想
日本はアマチュア天文家の層が非常に厚い、とのお話に納得。
天文台の運営や資金集めについてアイデアを出すグループ討議ではサイエンス教育と娯楽を兼ねたアイデアがたくさん出て楽しめました。

第154回「フォーラム」(京都)

2014年5月10日(土)第153回「フォーラム」(東京)

波力発電-「技術開発の着眼点から実現へ、構想と展望」

中野 訓雄氏  三井造船株式会社技術開発本部

・開催報告
「小さなプロジェクトXを積み重ねよう」というコンセプトのもと、TBS「夢の扉」でも紹介された波力発電プロジェクトの講演と、「会社で自分が今やっていること、やろうとしていること」というテーマでの事例発表と全体討論の2部構成での開催でした。
・参加者の感想
同世代のエンジニアの活躍と情熱に刺激を受け、「新しい文化を作りたい」という強い思いを感じました。
困難を伴う新しい技術をどうやったら使えるか?評論家的な「ダメ出し」や経営者目線ではなく、発想を変えて普及の可能性を追求していくことの大切さを実感できました。

2014年4月19日(土)第152回「フォーラム」(京都)

「技術系リーダーにとっての決断思考」

瀧本 哲史氏 京都大学 産官学連携本部 客員准教授

・開催報告
マッキンゼー&カンパニーにて主にエレクトロニクス業界のコンサルティング業務に従事された経験から繰り出された、日本企業の過去の成功モデルと現在の状況について。そして、独立後の企業再生・エンジェル投資家としての活動をベースにした「これからどう考えるべきか」についての機関銃のような早いテンポの講演でした。
・参加者の感想
日本の大企業の中間管理職に対して、今の日本の企業の在り方を斬るスタンスの講演はとても新鮮で刺激的でした。
・自らの足で生きた一次情報を獲得する
・投資を決める前から出口を意識する。つまり、撤退条件を予め決めておく。この2つの重要な視点を持って今まで仕事をしていたか?を自分に問うきっかけとなりました。

第152回「フォーラム」(京都)会場

2013年12月21日(土)第151回「フォーラム」(京都)

資源エネルギー問題を中心に――「持続可能な発展に寄与する技術者として持つべき視点」

新田 義孝氏 四日市大学 環境情報学部教授

・開催報告
講演の最大のポイントは「常識を疑え」でした。
「電気屋の常識を化学屋がひっくり返して解決策を見出した」という 先生ご自身のエピソードが印象的でした。
・参加者の感想
今後も念頭に置き続けたいキーワード、それは”持続可能”です。 現在ある資源エネルギー、食糧、水などを如何に、将来の世代に繋げていくのか、 様々な将来像を描きながら、時には空想を交えながら想像する。 そして、「その為には、どのような技術が必要なのか? をしっかり考えていくことが大切だ」 と受け止めました。

第151回「フォーラム」(京都)

2013年11月16日(土)第150回「特別記念フォーラム」 【早稲田大学浅川研究室&NPOコラボ企画】

「エンジニアに求められる資質とは」パネルディスカッション

・開催報告
テクノ未来塾に参加している企業のエンジニアが、若い世代にエンジニアという仕事の素晴らしさを、自分の経験を基に語る『エンジニアという職業を語ろう』プロジェクトが始動しました。このプロジェクトは、一方通行の情報発信型ではなく、双発的な気づきを提供するプロジェクトです。詳細はこちら
・参加者の感想
パネルディスカッションではまさに普段不安・疑問に思っている内容について講演していただき、働くイメージができました。一方ワールドカフェでは、将来について、そもそも働くとは何かといった日頃あまり考えていないテーマで討論をさせていただき、自分の考えの軸は何かを思い返すことができ、とても有意義な時間でした。

第150回「特別記念フォーラム」


2013年5月25日(土)第147回 ・フォーラム(京都)

「エンジニア伝えたいこと―国内編・海外編―」

北澤 宏一氏 科学技術振興機構 前理事長

・開催報告
北澤先生の講演は、「再生可能エネルギー」「貿易収支の大幅な黒字」 「若者にとっての夢」「第4次産業」といった内容の統計情報から、 技術者としていろいろと考えさせる内容でした。
詳細はこちら
・参加者の感想
目前の仕事に時間も頭も費やされ、どんどん視野が狭くなる・・・そんな日常から離れ一段も二段も高い視点から世の中を捉え直し、社会全体の問題点を認識する良い機会を得ました。
そしてそれらについて分野を越えたエンジニア仲間たちと議論をしあえる非常に充実した午後となりました。

                   
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